SS ふたりの休日 その6

1話は古い記事になってますので、下にあります。スクロールして一番下の記事からお読みください。
一番下に1話が無い時は、「次ページへ」をクリックしてください。







いつもの事なんですが、一気書きです・・。

アマ甘な二人で、書いてる分には楽しかった!

愛おぼ設定大戦後・・。あまーーい感じ・・です。

仕事が切羽詰まってきました。今まで、後回しにしていた件や、逃げられない件があってですね・・・。精一杯やらんと、後で後悔しそうなんで・・。

けど、気分転換になるんで、続けて行きます。

ちょっと更新が間延びするかもしれませんが、ヒカミサ脳が破滅した訳とちゃいますので、またよかったら寄ってくださいね


やや遅くなったお昼ご飯は、未沙が行きたかったというカフェにした。輝にとっては、量が少なくて物足りなかったが、女性としか入れないような場所での食事は、ものめずらしくて楽しい。

改めてプロポーズの後。二人の間にある新しい空気。どことなく照れてしまう。

しかし、このまま照れて終わってしまったら、前回の二の舞になってしまう。
ここは男から声をかけないと・・。

「あのさ、どこに住む?」声がうわずったのが情けない。
「・・そうねぇ・・。どうせなら街に住みたいわ」

「でも許可は下りるかな・・、いいんだっけ?マクロスから出るのって・・」
「軍の施設や行政施設が街に降りる計画になってるから、もうそろそろ大丈夫だと思うの」
「そうか・・いよいよ大地に立つんだね」

神妙な顔でそんな事を言う輝をみて、未沙はプッと笑った。

「なぁんだよ!俺がそんな事言ったらおかしいのかよ」
「だって、以外とロマンチストって感じがしたの・・」
「あ~あ、知らなかったの?」
仕返しとばかりに未沙の食べかけのサラダからトマトをつまんで食べた。
「もーーー自分のがあるじゃない!」
「もっと食べたいの!」
笑顔には、いつも負ける・・。

ひと息ついてから、輝が話しだした。
「色々と、決めないといけないね。住むとこもそうだし、式とかも・・。」
以外と照れずにはっきり話す。未沙にはその事が頼もしく感じた。

「そうね・・。指輪も・・あったら嬉しいわ・・」
「じゃあ、そういったものも見に行こう・・」
さすがに目を合わせるのが照れてきたのか、輝は窓の外を見つめて言った。
未沙もおなじ様に、街を眺めた。

ゆっくり眺める街並みは、元の地球にもどったように見える。しかし、この街を過ぎると、また荒涼たる荒れ地が広がる。砂漠化を避けるために、様々な対策が急務だ。
生き残った街との連携も、今以上に必要になる。

「いい街よね・・。あんな事があったなってウソみたい・・」
「・・みんな頑張ってるんだ。きっと上手くいくよ・・」

店を出て二人で歩く。
輝は組んでいる腕と触れる身体の柔らかさにホッとしながらも、この先を考えて真っ白になった。やっとプロポーズが出来たものの、どうやってこの先進めたらいいのかさっぱり見当がつかない・・。

指輪を買って、入籍して、式を挙げる・・。なんとか、二人にとっていい想い出にするには・・・。

「そうだ!!記念にアクロやるってのはどう?!」
突然、輝が嬉しそうに言うから驚いて身体を反らした。
「アクロって、ひょっとしてアクロバット飛行の事?」

「そう!!俺達の結婚記念と、街のみんなに喜んでもらうため!!いい考えだろ!?」
目をキラキラさせて、満面の笑顔で話す輝に、突っ込む事もできない・・。これは・・一体・・。

「じゃじゃあ・・輝がソロで?」
「違うよ!ジェット戦闘機のアクロの魅力は編隊飛行なんだ!よしっ、エンジェルスの生き残りのバーチェ少佐に連絡しよ」

輝がとんでもなく盛り上がっている・・。さっそく携帯電話を持ち出して、お目当てのバーチェ少佐に電話しだした・・・。

「あぁ!未沙!OKだって言ってくれたよ!俺達の事も祝福してくれた!」

輝はびっくりする未沙を抱きあげて、キスをした。輝の大きな瞳がまっすぐ未沙に向かっている。
こんなに喜んでいる輝を見ると、なんだか、もうこれでいいかと思えて・・。
「そう、良かったわ」
今度は未沙のほうから唇を寄せた。

抱きあげられて、高くなった位置から、笑いながら見降ろして言った。
「輝と結婚するなんていう女は・・私くらいよ」
みんな、私が輝を尻に敷いてるって言うけど、振り回されてるのは私のほうなんだから!

「以下同文だよ」
未沙を見上げながら笑って、そしてきつく抱きしめた。

先に一緒に住んで、入籍して、アクロやって、結婚式!!アクロのメンバーは・・。次々と輝の口からこれからの事が語られる。それが可笑しくて、未沙はコロコロと笑った。

春の午後。暖かい日差しが二人を包む。

さぁ、お買いものに行きましょう、今夜の夕食のメニューは何にする?大事な2度目の婚約記念日。
未沙が食べたいって言いたいけれど、ちょっと我慢した。

肩を抱いて歩きだす。未沙も輝の背中を抱いて歩く。
運動会の二人三脚のようで、懐かしい。

二人の休日。はじまりの日。


おしまい。

スポンサーサイト

2011-04-11 : SS ふたりの休日 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

michy

Author:michy
記事へのコメントは、予告なく削除する場合があります。また、記事と関係のないコメントにはお返事しないか削除する場合があります。