SS 風の時間 3

なんか、前にも同じセリフを使ったような・・って気もしますが、気にしません(^o^)

続きです。
直接的な描写を避けて、かえって気持ち悪かったっていう例になるかもしれませんが、まぁいいか。ワタシは楽しかったですよん。

このお話、まだ続きます。。

ではでは
性的な表現が含まれますので18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。








「ん・・んふ・・う・・」

ベッドと喫茶スペースの間の狭い床に彼女を押しつけたまま、輝は広い手のひらで未沙の頬を抱いて、彼女に激しくキスをする。それを受ける未沙が、苦しそうに息をつぐ。

彼女の呼吸の事まで、とても気が回らない輝は、自身が苦しくなって初めて唇を離した。
伸ばしすぎた舌が痛い。
まるで潜水をする前のような強い息継ぎをすると、彼は再び彼女に覆いかぶさった。

未沙の躰の上で、輝は当然のように反応しだした場所を、なんとかしようと腰を伸ばした。その時、重なり合った唇がようやく離れた。

「・・ふ、はぁっ・・!」

未沙が顎をあげて、引き攣れたように息を吸った。
今度はのびた首筋に、キスをした。

はやくたどり着きたい。彼女の暖かく滑らかな肌に。

なんとか上着を脱がす事が出来たが、その下のワンピースがどういう構造なのか、見当もつかない。
仕方がないので、ワンピースの上から彼女の躰を探った。

「輝・・」
未沙が両手を絡めるように輝の背中にのばした。背骨を確かめるようになぞって、彼の髪の中に片手を入れた。

何度目かの衝撃が輝を襲う。
もうどうすれば脱がせるかなどと、考える余裕も無くなった。

スカートの中に手を入れると、初めてお目にかかる薄いストッキングが手に触れた。それを乱暴に掴んで引き下ろすと、薄い下着まで一緒に剥がれて、おまけに指先に膜を破るような軽い衝撃を受けた。
ストッキングとは、こんなに破れやすいものなのか・・。そんな脆いもので、こんな場所を包んでいたなんて・・。
吐く息が、さらに湿り気を増す。

「・・いや!」

未沙が両ひざを合わせて躰を捻った。

息が上がっている輝は、上手く未沙に返事ができなかった。返事をする代わりに、ベルトを外してズボンのファスナーに手をかけた。

「あ・・待って!!」

耐え切れず、彼女の両膝に手をかけた。

未沙が小さく叫ぶように言った。
「だって・・こんなところで・・!」

こんなところ・・そうだ、ここは床だ・・。

そんな簡単な事にようやく気が付いた輝は、改めて彼女を見た。
大事な未沙が、狭い床に転がって、上がったスカートをつかんでから、太腿を隠すようにスカートの裾を本来あるべき場所にモジモジと引き降ろしている。ストッキングは破れてしまって、もうこれをはいては帰れない事くらいは、輝にも解った。

何をやってるんだ・・俺は・・

一気に体の力が抜けて、輝は肩を落とした。

彼女を静かに抱き起して、細い肩と柔らかい髪に顔を埋めた。未沙も輝の肩に顔を寄せて、その背中をそっと抱いた。

「ごめんな・・」

未沙はゆっくりと頭を横に振った。

二人は、そっと立ち上がった。
ベッドメーキングをされて、きっちりと畳まれた掛布団とカバーを外して、二人して端に座った。

「・・背中にあるの」
頬を染めた未沙が、オズオズと両肘を上げて、背中にあるワンピースのファスナーに手をかけた。
「・・こうなってるんだ。知らなかった」
彼女がじんわりとファスナーを降ろすのを見て、輝は真面目な調子で言った。

それを聞いた未沙が、クスクスと笑った。

「知らない方が・・」
「え・・?」

「知らない方が、うれしい・・」

そう言って微笑む彼女に口づけて、今度は両手でそっと、ワンピースとキャミソールを彼女の肩からずらし、静かに両腕から抜いた。



糊の効いたシーツの上で、二人は熱くて敏感な肌を絡めあった。
お互いを激しく感じあっていて、もう何処を愛撫しているのかも、されているのかも、解らない。

彼女の突き出した胸は、大きすぎず小さすぎず彼の掌にぴったりと治まった。支えるように持ち上げて、先端に舌を這わせて吸い上げる。

「あぁ・・」

未沙が汗ばんだ手で、輝の背中をしっとりと撫で上げた。

そっと彼女の隙間に指をのばした。
ゆるゆると濡れたそこには、硬くなった珠が触れて、輝は薄くその場所を何度もなぞった。

未沙が小さく悲鳴を上げて、輝の首にしがみついた。止まらない彼の指先から逃れようとして腰を動かそうとするが、彼女の上にいる彼の躰が、それを許さなかった。

「未沙・・」
限界が近い事を自覚した彼が、やっと上体を起こした。

湿った息を大きく吐いて、輝は未沙の片方の膝の内側を、手のひらで抱いて、膝を折り曲げるようにして持ち上げた。

未沙が躰を震わせ、きつく目を閉じて横を向いた。
その表情に、ついさっき、焦りのあまり彼女を乱暴に扱ってしまった事を思いだした。

解って欲しい。それだけが目的じゃない。

「好きだ・・」

彼女がそっと顔を動かして、輝を見た。潤んだ瞳が語っている。

私も・・。

そのまま身を沈めようとした時、輝は重要な事を思いだして、その熱い躰から離れた。
脱ぎ捨てたズボンのポケットから小さな箱を取り出して、痺れた指先で包装を剥がした。

未沙が驚いたようにこっちを見ている事が解って、輝は顔から火が出る思いだった。
「これ・・その・・やっぱり、ちゃんとしないと・・」
上ずって、自分でも何を言っているか解らない。やっと個々の包装にたどり着いた時、未沙はそっと背中を向けた。

今・・正に今と言う時に、どうして気が付くのか。なんて間抜けなのか。

焦った指先は、包装と共に中身まで破ってしまった。
舌打ちをして投げ捨てて、また新たに挑戦し今度こそ開封に成功した。なんとかその薄い膜が果たす役割を達成できるように、自身に装着する事ができた。

背中を向ける未沙の肩に手をかける。
焦りと苛立ちとこんな事すらちゃんと出来ない情けなさと勢いだけの年下男と思われたのではという余計な心配が原因なのか、想いとは一致しない呼びかけを、彼はしてしまった。

「大尉・・」

未沙の肩がピクリと震えたが、そのまま彼の手が彼女を求めて引き寄せるのを、拒む事はしなかった。

輝はすぐにまた、やわらかい躰に溺れて、沈み込むように未沙を抱きしめた。

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2012-06-18 : SS 風の時間 : コメント : 4 :
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6/21 非公開コメント様
コメントありがとうございました。
未沙に惚れちゃって、もうカッコ悪いくらいな感じ・・な輝は書いてて楽しいです!モタモタしてるけど、とっても必死な「慣れてない」二人ってのがやっぱりいいですよね(^o^)
続きも妄想してますよ~(#^.^#)
2012-06-23 21:49 : michy URL : 編集
Re: No title
コメントありがとうございました。
台風はすんごい雨風でしたが、足が速くてよかったです・・。居すわられたらまた水害でした。
SSの件もありがとうございます。
うふふ(^o^)輝は男所帯だったし、女の子の服とかそんなに観察してなさそうだから、ワンピースってのは背中にファスナーがあって・・っていうのを知らないって事がいいなぁ(*^_^*)とか思っちゃいまして。。
いっぱいいっぱいとか必死とか、そういうキーワード好きなんですよね。なので、あんなになってしまいました。
ベルト外しですか。あのバックルを外す音ってのは、前にも書いたなぁ~~と思ってちょっとだけ変えてみたり(^_^;)
アニメージュ、読めなしたか?良かった~。スタッフはみんなミンメかと思いきや、結構未沙スキさんがいらっしゃって嬉しいですよね。
あのイラストも(^_^;)そっか、青い髪の子はマックスの子・・、成程!!そういう事にしときましょう!(^o^)
2012-06-23 21:42 : michy URL : 編集
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2012-06-21 19:47 : : 編集
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6/19 非公開コメント様
コメントありがとうございました。
ううっそうなんです・・。未経験の男の子全開・・これ、いいですよね。輝には未沙を大事にしてほしいし、大事にしてるんだけど、目の前であの清楚な未沙が・・って事になったら、もう止まらん!ってなって欲しいなぁ。この辺りの妄想って、好きな歌を聴くとか、おいしいことが解ってるコーヒーを飲むとか、そういう事に似てますよね(*^_^*)私も楽しかった!たいした事はないですが、もう少し続きます(^_^;)
2012-06-20 14:01 : michy URL : 編集
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